「最近、肌がたるみやすくなった気がする」
「乾燥しやすいし、毛穴も開いてきたかも…」
そんな悩みの背景には、コラーゲンの生成力の差があるかもしれません。
コラーゲンは美容の要であり、年齢や生活習慣によって減少・劣化していきます。
今回は、肌のハリを支える「コラーゲン」の基本知識と、
減っていく人の特徴
増やせる人の習慣
根本から整える美容施術
について、論文の知見を交えながらわかりやすく解説していきます。
コラーゲンは皮膚の真皮層に存在するたんぱく質で、
肌のハリ・弾力・水分保持に関わる重要な構造成分です。
しかし、20代をピークに自然減少が始まり、
40代以降では生成能力が著しく低下していくことがわかっています。
✅【参考文献】Shuster S, et al. “The effects of ageing on skin.” Br J Dermatol. 1975
👉 加齢とともに真皮内のコラーゲン量は年1%ずつ減少する傾向があると示されています。
特にUVA波は真皮層まで到達し、コラーゲン線維を断裂・変性させる要因となります。
✅【参考文献】Fisher GJ, et al. “Mechanisms of photoaging and chronological skin aging.” Arch Dermatol. 2002
👉 紫外線はMMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)を活性化し、コラーゲンの分解を促進。
深い睡眠中には「成長ホルモン」が分泌され、肌の修復やコラーゲン生成が行われます。
不規則な生活リズムや浅い眠りが続くと、生成力が落ちてしまいます。
過剰な糖質摂取は「糖化反応(AGEs)」を引き起こし、コラーゲンを硬く脆くします。
糖化したコラーゲンは弾力性が失われ、肌のたるみの原因になります。
これらはコラーゲンの材料・補酵素として不可欠。
鶏むね肉、赤身肉、青魚、レモン、ブロッコリーなどが有効です。
血液は、コラーゲン生成に必要な栄養と酸素を運びます。
血流が滞ると、真皮層の細胞(線維芽細胞)に栄養が届かず、活動性が落ちてしまいます。
顔の筋肉の過緊張や骨格の歪みがあると、**顔の一部が慢性的な“疎血状態”**になります。
これが局所的な線維芽細胞の機能低下を引き起こすことも。
肌にコラーゲンを“与える”だけでは根本改善にはなりません。
線維芽細胞が働ける環境を整えることが、本質的なエイジングケアです。
鍼刺激が真皮層に微細な傷を作り、自然治癒反応を促進
線維芽細胞が活性化し、コラーゲンの新生を刺激
血流を改善し、栄養供給と代謝を促進
✅【参考文献】Ahn AC, et al. “Electrical stimulation acupuncture and fibroblast activation.” J Altern Complement Med. 2005
👉 美容鍼により線維芽細胞が活性化する可能性が示唆されています。
顔の筋肉の緊張をゆるめ、局所の血流を改善
骨格の歪みを整え、自律神経やホルモン分泌にも良い影響
顔全体の代謝を底上げし、細胞が働きやすい顔環境をつくる
美容鍼や小顔矯正は、「肌表面のケア」ではなく、
コラーゲンを“生み出す力”を引き出すアプローチです。
✔ コラーゲンは年齢とともに減少するが、生活習慣とケア次第で生成力を維持できる
✔ 紫外線・睡眠・糖質の影響を理解してコントロールすることが重要
✔ 美容鍼・小顔矯正で、細胞が働ける顔の土台=コラーゲンが生まれる環境を整えることが可能
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🔜【次回予告】
「たるみを進行させる“顔の使いグセ”とは?」
噛みグセ・表情グセ・姿勢のクセが、あなたの顔に与える影響とは?
2025/05/25